
屋根塗装を検討中の方、雪国にお住まいの方にとって、冬の安全を守るために欠かせないのが「雪止め」です。積雪による屋根への負担は想像以上に大きく、適切な対策がなければ、建物の損傷や、最悪の場合、事故につながる可能性も秘めています。雪の対策は一体どうすれば良いのでしょう。「屋根に雪止めをつけたいけど、どれくらいの費用がかかるの?」「どんな種類があるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?今回は、屋根塗装と雪の関係性、最適な塗装方法と雪止め選びについて、具体的な情報を提供します。
⚫️屋根塗装と雪の関係性⚫️
1. 雪による屋根への被害
雪の重みは想像を超える場合があります。1㎡あたり1cmの積雪で約3kg、数日間の積雪で数十kgもの負荷が屋根にかかります。この重みに耐えきれず、雨どいなどが破損するケースも少なくありません。さらに、雪が滑り落ちてくる「落雪」は、人身事故や隣家への被害につながる危険性があります。
2. 適切な雪対策の重要性
積雪地域では、落雪事故や建物の損傷を防ぐために、適切な雪対策が不可欠です。雪対策をせずに放置すると、屋根材の劣化が加速し、修理費用が高額になる可能性もあります。適切な対策は、建物の寿命を延ばし、安全な生活を守る上で非常に重要です。
3. 屋根塗装と雪止めの効果
屋根塗装は、屋根材の劣化を防ぎ、建物の美観を保つ役割を果たします。しかし、塗装によって屋根の表面が滑らかになり、雪が滑りやすくなるというデメリットもあります。そこで重要になるのが雪止めです。雪止めは、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぎ、落雪事故を抑制します。
屋根塗装と雪止めの同時設置は、費用対効果が高く、安全面でも非常に有効な対策です。

⚫️最適な雪止め選びとデメリット⚫️
1. 雪止め設置の費用
雪止めの費用は、使用する雪止めの種類、屋根、そして設置する範囲によって大きく変動します。雪止め金具の種類と費用相場: 最も一般的な雪止め金具の設置費用は、1個あたり数百円から数千円が相場です。これに加えて、施工費用や家の形状によっては足場費用がかかります。ただし屋根や外壁の塗装と雪止めの設置を同時に行うことで、足場費用を一度で済ませられるという大きなメリットがあります。屋根の塗り替えを検討されている方は、ぜひ雪止め設置も同時にご検討ください。正確な費用を知りたい場合は、現地調査と見積もりを複数の業者に依頼することをお勧めします。
2. 雪止めの種類と選び方
雪止めには、アングルタイプ、金具タイプなど、様々な種類があります。それぞれのタイプは、形状、設置方法、効果などが異なります。屋根の形状や勾配、屋根材の種類などを考慮し、適切な雪止めを選ぶことが大切です。例えば、急勾配の屋根にはアングルタイプ、スレート屋根には差し込みタイプの扇型などが適しています。
3. 雪止め設置のデメリット
屋根の負担増加:雪止めによって屋根に雪が溜まるため、屋根材や構造に積雪の重みによる負担がかかります。屋根の状態によっては、強度を上げる対策が必要になることもあります。
凍害のリスク:雪止めによって屋根に雪が溜まると、解けたり凍ったりを繰り返す「凍害」のリスクが高まる場合があります。この凍害が原因で、屋根材や塗装の劣化が早まることがあります。
⚫️まとめ⚫️
雪止め設置は、冬の暮らしの安全を守る上で欠かせない対策です。費用は、雪止めの種類や施工方法によって異なりますが、屋根塗装と同時に行うことで、コストを抑えることができます。雪止めにはメリットとデメリットがありますが、適切な雪止めを選び、経験豊富な専門業者に依頼することで、リスクを最小限に抑えることが可能です。「うちの屋根に雪止めは必要?」「どんな雪止めを選べばいいの?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、私たち川上塗装工業にご相談ください。お客様のお家を丁寧に診断し、安心・安全な冬を迎えるための最適なプランをご提案します。
屋根工事の修理・ご相談なら川上塗装工業へ
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