
雪深い地域での家づくりは、屋根選びが非常に重要です。
積雪による屋根への負担や、雪下ろしの手間は、快適な暮らしを左右する大きな要素と言えるでしょう。
特に、屋根の形状は、雪の処理方法や家の構造に大きく影響します。
北陸や東北の雪が多い地域での家づくりに最適な屋根として「雪割り屋根」という屋根があります。聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、今回は、「雪割り屋根」の種類や仕組み、選び方のポイントを解説します。
⚫️雪割り屋根とは何か?種類と仕組みを徹底解説⚫️
1. 落雪屋根の特徴と仕組み
落雪屋根は、屋根の勾配を急にすることで雪を自然に落とす仕組みです。
勾配は通常3寸(16.7度)以上必要とされ、一般的な住宅屋根の勾配よりも急になります。
この急勾配によって、雪が屋根に積もりにくく、積もった雪も自重で滑り落ちやすくなります。
2. 雪割棟の特徴と仕組み
雪割棟は、切妻屋根の棟部分に取り付ける三角形の部材です。
切妻屋根では棟部分に雪が溜まりやすいですが、雪割棟によって雪を左右に分割し、スムーズに落雪させることができます。
瓦や板金など、屋根材に合わせて様々な素材で作られます。
3. 無落雪屋根の特徴と仕組み
無落雪屋根は、名前の通り雪を落とさない屋根です。
弊社のある岩手県盛岡市では北陸や秋田などの豪雪地域に比べると積雪量は少ないので、無落雪屋根を選択する方も多くいます。また、ガイナ塗料は断熱や滑りにくいという特徴から屋根にガイナを塗ったら雪が解けず落雪しなくなったという事例も多くあります。
また、積雪が多い地域での平らな陸屋根は、雪は自然に融雪するかヒーターなどで溶かして処理されます。
その場合、大雪時の荷重に耐える設計や、雨漏り対策が重要になります。
4. それぞれの屋根のメリットとデメリット比較
落雪屋根と雪割棟は、雪下ろしの手間が軽減されるという大きなメリットがあります。
しかし、落雪による事故の危険性も考慮する必要があります。
無落雪屋根は雪下ろしが不要ですが、設計やメンテナンスに高度な技術と費用が必要になります。
それぞれの屋根の特性を理解し、地域特性や予算、生活スタイルに合わせて最適な屋根を選ぶことが大切です。

⚫️雪割り屋根を選ぶ際のポイントと注意点⚫️
1. 地域特性と屋根材の選定
屋根材の選定は、積雪量や風雪の強さなど、地域特性を考慮して行う必要があります。
地域に根差した施工業者に相談をして、その地域の積雪量に合わせ耐雪性や耐久性に優れた屋根材を選ぶことが重要です。
2. 予算とメンテナンス
雪割り屋根の費用は、屋根の種類や規模、使用する材料によって大きく異なります。
また、定期的なメンテナンスも必要となるため、予算とメンテナンス費用を事前に確認しておくことが大切です。
3. 施工業者選びの重要性
雪割り屋根の施工は、専門的な知識と技術が必要となります。
地域で信頼されている施工業者を選ぶことで、適切で安全な屋根を実現できます。
施工実績や対応力などを確認し、慎重に業者を選びましょう。
4. 雪割り屋根と生活スタイル
雪割り屋根は雪下ろしが不要というメリットがありますが、落雪による周辺への影響や、急勾配によるデザイン上の制約なども考慮する必要があります。
居住スタイルや生活スタイルや近隣の環境に適しているか危険はないかなどを検討することが大切です。
⚫️まとめ⚫️
雪割り屋根には、落雪屋根、雪割棟、無落雪屋根の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
雪国での家づくりでは、積雪量や予算、メンテナンス、生活スタイルなどを考慮し、最適な屋根の種類と施工業者を選ぶことが重要です。
地域の気候や建物の構造を熟知した地域に根差した施工業者への相談も有効な手段となります。
お住まいの地域の積雪状況を理解し、安全で快適な住まいを実現しましょう。
お客様のお家は、私たちにとっては100軒ある中の1軒の工事です。しかし、お客様にとってはたった1軒しかない大切なお家です。そのことを常に意識し、大切なお家に安心して長く住んでいただくために、心を込めて仕事をさせていただきます。だからこそ、譲れないこだわりを持って工事をさせていただきます。
岩手県盛岡市・滝沢市・矢巾町周辺で外壁塗装を検討している方は、ぜひ川上塗装工業にお問合せください。
落雪防止の雪止めやスノーネットの施工も行っております。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!