コーキングは家のメンテナンスにおいて不可欠な作業です。
しかし、多種多様なコーキング材をどう選び、どう使えば良いのか、DIY経験があまりない方にとっては頭を悩ませる問題ですよね。
この記事では、コーキング材の種類と特徴を解説し、外壁コーキングの美しい仕上げ方を伝授します。
⚫️コーキングの種類とその特徴⚫️
コーキング材は、その種類と特徴によってさまざまな場所や用途に適しています。
適切な選択をすることで、DIYの成功を左右しますよ。
コーキング材には、主に以下の7つの種類があります。
1. 変性シリコン
塗装可能で場所を選ばず、ウレタン系と比べると密着性はやや劣りますが、耐久性と柔軟性に優れています。
塗料の耐久性が向上し塗替えサイクルも長期に及ぶようになっているため、弊社では約20年相当の対候性を実現した高耐候性の次世代ポリマー採用変性シリコンのシーリング材を使用しています。
2. シリコン
水回りに最適なシリコン系。
密着性が高く、コストパフォーマンスに優れますが、上からの塗装は避けましょう。
3. アクリル
アクリル系は内装での使用が主です。
色の再現性が高いため、目立たない仕上げが求められる場所に適しています。
ただし、外壁などには不向きです。
4. ウレタン
外壁などの外装に最適で、耐久性に優れます。
しかし、紫外線に弱いため、塗装で保護する必要があります。
5. ポリサルファイド
耐久性が高く、汚れにくいですが、動きの多い場所には向きません。
独特の臭いがあり、注意が必要です。
6. ブチルゴム
高い粘着力を持ちますが、耐候性には劣ります。
防水シートの接着など特定の用途に最適です。
7. 油性系
古典的なコーキング材で、主に板金工事で使用されます。
表面のみ硬化する特性があります。
⚫️外壁コーキングをきれいに仕上げるコツ⚫️
外壁のコーキングは、きれいに仕上げることで家全体の印象を高めます。
以下の3つのポイントに注意してくださいね。
1. マスキングテープの使用
溝から約3ミリ離れた位置にマスキングテープを貼りましょう。
これにより、剥がす際のトラブルを防げます。
2. 塗装との相性
塗装を行う場合は、塗料と相性の良いコーキング材を選びましょう。
特にシリコン系は注意が必要です。
3. ノンブリードタイプの選択
塗装後の変色を防ぐため、ノンブリードタイプのコーキング材の使用をおすすめします。
⚫️まとめ⚫️
コーキング材の選択は、DIYの成果に大きく影響します。
各種コーキング材の特徴を理解し、外壁の美しい仕上げに役立ててください。
上手な選択と正しい施工方法で、自宅メンテナンスを成功させましょう。
お客様のお家は、私たちにとっては100軒ある中の1軒の工事です。しかし、お客様にとってはたった1軒しかない大切なお家です。そのことを常に意識し、大切なお家に安心して長く住んでいただくために、心を込めて仕事をさせていただきます。だからこそ、譲れないこだわりを持って工事をさせていただきます。
岩手県盛岡市・滝沢市・矢巾町周辺で外壁塗装を検討している方は、ぜひ川上塗装工業にお問合せください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!