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  2. 用語解説
下地調整 （したじちょうせい）
下地調整
主に研磨作業のことを言います。
紙やすりや、電動工具などで塗装対象物を研磨します。
屋根塗装では、錆びの浮上を防ぐために電動工具で錆びを念入りに研磨します。
鉄部や木部には目荒しをして塗料の密着を良くしたり、下地を滑らかにします。
塗装を長持ちさせるために弊社が一番大切にしている重要な仕事です。
高圧洗浄 （こうあつせんじょう）
高圧洗浄
コケ、カビ、ほこりなどの長年蓄積された汚れを高圧洗浄機で洗い流します。
ホースから出る水に誤って触れてしまうと手が切れてしまう程の水圧なので、洗い流すというよりは汚れを“削り取る”という表現の方が正しいかもしれません。
高圧洗浄をしっかりと行うことで、汚れをしっかりと除去できるので、塗料との密着が高まります。
下塗り （したぬり）
屋根の場合
錆止め塗料を塗装します。名前通り、錆びの浮上を防ぐ効果や中塗りで塗る塗料との密着性を高める役割があります。
外壁の場合
外壁の下塗材の場合、様々な機能があるものがあります。
下地との密着性を高める効果や、ひび割れが起きた場合の追従性があるもの、中性化防止（コンクリート等が経年劣化で白くなること）効果などが挙げられます。
下塗り
下塗りの塗料選びは非常に重要です。下地の素材や状態、前回使用した塗料など、様々な条件によって適応するものが異なります。正しいプロの視点で適した塗料を選ぶことが、長持ちさせるための重要なポイントになります。
中塗り （なかぬり）
中塗り
下塗りとは別の塗料を上塗りとの中間に塗装します。平坦な下地を作ることや上塗り材の補強が目的となり、仕上げ効果を高めます。基本的には中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
上塗り （うわぬり）
上塗り
基本的に中塗りと同じ塗料を塗ります。仕上げ塗りとして塗りムラを消すようにさらに厚く塗膜を形成し、美観と耐候性を高めます。
下地調整を十分に行った上で、中塗り・上塗りと、塗料を2回塗布することにより、はじめて塗料が持つ性能を十分に発揮することができます。
（省工程システムの場合は2回塗りとなります。）