見えない箇所こそ丁寧に

川上塗装工業ではお客様の気持ちを考えて施工することを心がけております。良い技術だけを持っていたとしても、お客様の立場になって仕事をしなければ自己満足に終わってしまいます。お客様に満足していただけるように」私たちの技術はそのためにあると考えています。
塗装は塗り替えてしまえば、一見きれいに仕上がっているように見えます。適切な工事をしていたかどうか、結果がわかるのは数年後。隠れてしまう「下地調整」をいかに丁寧に施工したかがポイントとなります。「見えない箇所こそ丁寧に」を心がけて塗装工事を行います。

 

屋根の長持ちには「下地調整」が肝心

「屋根の塗装」と聞くと、ただ塗料を塗るだけのイメージがあるかもしれません。屋根をできるだけ長持ちさせるために、私たちは下地調整を最も重要な作業工程と考え、力を入れています。

下地調整.1 高圧洗浄

長年蓄積されたコケやほこりをきれいに洗うことでトタン屋根と塗料の密着性を高めます。

下地調整.2 サビの研磨

丁寧にサビを除去しないと、上からどんなに良質の塗料を使っても数年でまたサビが出てきてしまいます。それによって塗膜*の剥がれが起こったり、屋根に穴が空いて、雨漏りの原因になったりすることもあります。こびりついたサビをいかにきれいに取り除くかで塗装の耐久性が変わってきます。
塗膜…塗装した塗料が乾燥して固まり、膜状になったもの。

屋根の状態から、適切な施工をご提案

塗装が剥がれてこないように電動工具で錆びを丁寧に削り取り、高圧洗浄で蓄積された汚れを洗い流します。その後、サビ止め塗料を塗って(下塗り)サビの浮上を防ぎ、中塗り、上塗りと塗り重ねることで塗膜が厚くなり、耐久性が高まります。また、サビが深く侵食していたり、塗膜がたくさん剥がれている場合は、屋根の葺き替え*をしたほうが長持ちする場合もあります。お客さまの屋根の状態とご予算にあった施工方法をご提案し、見えない箇所にこそ心を込めて作業を行います。
葺き替え…今ある屋根材を撤去して新しい屋根材に変えること。

 

見えないところまで塗り込む

屋根の隙間から垂れているのは ” サビ ”

東北に多い横葺き屋根には、トタン屋根のつなぎ目にすき間があり、写真のようにサビが垂れてきてしまうケースが多くあります。屋根のサビは、主にこのすき間から発生します。この原因はつなぎ目部分に雨水が溜まることや、天井裏の結露など、1軒ごとに原因はさまざまです。一度サビてしまうと、工具を使ってもつなぎ目の狭い部分に工具が入り込まず、サビを全て除去することは困難です。

目に見えないところまで徹底した塗装

私たちは、見えづらいこのトタン屋根のすき間に徹底して塗料を塗り込みます。すき間からサビが垂れてこないようにするため、つなぎ目の奥まで届く細いハケを使い、塗り残している部分がないか目視でチェックしながら慎重に塗り込んでいきます。細かいところまで丁寧に作業することが、屋根の耐久性アップにつながります。それが、私たちが施工する屋根塗装の「当たり前」の姿勢です。

 

屋根の葺き変え

塗っても剥がれてきてしまう塗膜

屋根に上ってみると、下の写真のようにサビがひどかったり、塗膜が剥がれている場合があります。また、トタン屋根に施してある焼付塗装が剥がれ、素地の「亜鉛メッキ」が見えてしまっていることもあります。原因は、約30 年前に製造されたトタン屋根の場合、当時の技術的に焼付塗装の処理が不十分であったことが考えられます。この場合、上から塗装しても別の箇所が剥がれてくる可能性が高いため、塗装での対応が難しいです。

板金・大工の技術で屋根を葺き替え

このような症状を改善するには、私たちが持つ板金・大工の技術をフルに使い、より屋根が長持ちする方法をご提案します。屋根を全て取り外すので、下地の状態の確認ができるとともに、傷んでいる木材の交換もできます。また、屋根が新しくなるので寿命が長くなり、強風や大雨などにも強くなります。場合によっては屋根の葺き替え*を行った方が価格を抑えられることもあるので、塗装だけではない板金の視点からも最善の施工を見極めてご提案します。
葺き替え…今ある屋根材を撤去して新しい屋根材に変えること。

 

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